熱中症応急処置機材 アイスバス P-PEC(ピーペック)
弊社では社会問題化している熱中症に注目し、重症の熱中症に対して最も救命効果が高いと言われる浸漬法(冷水浴法)という応急処置に特化した折り畳み式のコンパクトなアイスバスを開発し、普及活動を行っています。
熱中症による死者数と発生後の救命対策の必要性
地球温暖化により夏季の気温は年々上昇しており、熱中症による年間死亡者数は約20年前の1993年以前の平均67人と比較して2020年では約1600人と約20倍にもなっています。
このような事から昨今では官民あげて熱中症の予防が叫ばれていますが、どんなに予防しても熱中症の発生をゼロにする事はできません。というより、これだけ予防の為の知識や情報、予防グッズが巷に溢れているのに、逆に死者数が増加の一途を辿っているのは、発症後の適切な応急処置の準備が進んでいない事も一因だと思われます。
熱中症は時には死に至る恐ろしい症状ですが、現場で適切な応急処置が施されれば100%救命が可能であるとも言われています。
本来なら熱中症予防対策によって重度の熱中症になる人がゼロになるのが理想です。
しかし現実的に熱中症の発生を完全にゼロにはできない以上、予防対策を全力で推進すると共に、熱中症から命を守る最後の砦として、より有効で救命率の高い応急処置を考える時代になってきています。
特に学校関係者、各スポーツの指導者はご自身の周りで熱中症での悲惨な死亡事故を起こさない為に、熱中症が発生した後の応急処置の知識と、有効に対応できる専用の救命機材の準備が最重要課題となっています。